レッスン 1/5 7分

【Yahoo!広告】広告を出す目的を見直す

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思い描いていたような効果を実感できていません。改善のために何から手を付けたらよいでしょう?

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運用で悩んだ時は、一旦基本に立ち返りましょう。広告を出す目的は、何でしたか?KPIは何に設定していますか?考える際におすすめの手法が、「ロジックツリー」の活用です。ロジックツリーは、問題の原因や解決策を導く際に役立つ手法。ものごとの原因と結果が一目でわかるため、問題点や解決策を見つけやすくなります。

広告運用で悩んだ時は、「広告を出す目的」を見直すようにしましょう。考える手助けになるのが、ロジックツリーです。課題を体系的に捉え、芋づる式にブレイクダウンしていくことで、今取り組むべきことがわかるようになります。

広告を出す「目的」を改めて見直す

集客率アップ、問い合わせ数増加、売り上げ〇倍……。広告を出す目的はそれぞれ異なります。その際に役に立つのが、ロジックツリーの考え方です。ロジックツリーとは、分析対象の要素や、問題点、解決策を論理的に分解して分析するためのフレームワークです。分析課題を木の幹とすると、これを論理的に分解した要素が枝となり、さらに分解した要素が葉となります。

広告を出す「目的」を改めて見直す

これを、「売り上げが伸びない」という課題に置き換えてみましょう。一例ですが、以下のようになります。

売り上げが伸びない

売り上げを拡大するためには、「顧客数を増やす」または「客単価を上げる」の2通りの方法があると考えられます。ここから、顧客数を増やすためには何をしたら良いのかを深堀りすると、「新規顧客を増やす」または「既存顧客の離脱を減らす」という解決策が導き出されます。同じように、客単価を上げるためには、「商品単価を上げる」あるいは「一回の購入数を増やす」という解決策があることが分かります。

広告効果を上げるためには

広告を出す目的と、やるべき解決策が分かったところで、次は「広告の課題」ごとに見直していきましょう。広告効果の指標は、自社の課題ごとにさまざまです。なかでも、代表的な課題は、以下の5つではないでしょうか。

広告の課題

それぞれを、ロジックツリーで因数分解していくと、以下のようになります。

ロジックツリーで因数分解

CVRが少ない

クリック数が少ない

CPCが高い

CPAが高い

俯瞰して見ると分かるように、コンバージョン数を増やすための解決策である「クリック数を増やす」「コンバージョン率を上げる」の2つは、さらにブレイクダウンした課題である「コンバージョン率が低い場合」「クリック数が少ない場合」につながり、より具体的な解決策に結びついていきます。

広告を出す目的、求める広告効果を改めて見直して、さらなる効果改善を目指しましょう。

まとめ

  • 問題を論理的に分解し、原因や解決策を視覚的に整理するロジックツリーを使って、広告の目的を見直しましょう。
  • 広告効果を上げるためには、広告の課題・原因を見直していきましょう。

理解度チェック

広告効果を上げるために解決すべき代表的な課題として、誤っているものはどれでしょう?(1つだけ選択)

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