レッスン 3/7 6分
【Yahoo!広告】効果検証をする
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広告の効果を実際に見てみたいです。何か設定が必要でしょうか?
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「コンバージョンタグ」の設定は済んでいますか? コンバージョンとは、サイトに訪れたインターネットユーザーが、目的とする最終行動に至ることです。目的とする行動とは、購入、会員登録、広告クリック、資料請求、問い合わせなど、さまざま。「〇日間に〇〇件、広告経由でコンバージョンしたか」で効果を可視化します。その際に必要になるのが、コンバージョンタグの設定です。
広告効果を測定するには、コンバージョンタグの設定が必要です。タグの設定の前に、何を最終成果にするかを決め、次に、手順に沿って設定してみましょう。
広告成果の定義を決める
コンバージョン(conversion、CV)とは、ウェブサイトに訪れたインターネットユーザーが、定めた最終成果に至ることを指します。では、最終成果はどこに設定すればいいでしょうか。

それは、自社の商品やサービスを購入してもらうことです。オンラインショップなど、ウェブサイト上で購入が計測できる場合は、購入がコンバージョンになります。一方、オンラインで購入まで完結しない場合は、「お問い合わせ」や「資料請求」「予約」などの、なるべく購入に近い行動でウェブサイト上で計測できるものコンバージョンと定義します。電話での問い合わせや予約でも大丈夫です。その場合は専用番号を設けるなど、インターネット広告経由でかかってきた電話が何件あったか、後でわかるようにしておきましょう。
自社のコンバージョンを定義出来たら、続いてコンバージョンの方法のパターンを洗い出します。 例えば「お問い合わせ」がコンバージョンなのであれば、その方法はウェブフォーム、電話、メール、FAXなどが挙げられます。

「店舗来店」をコンバージョンとした場合、さらに来店する前に「電話で予約する」など、「1歩手前のコンバージョン」がないかも確認してください。 次に洗い出した方法について、ウェブサイト上で完結するのか、そうでないかの2種類で分類してください。例えばECサイトの購入フォームであれば「完結する」、メールやFAX、実店舗への来店であれば「完結しない」になります。
コンバージョン測定タグとは
コンバージョンは、「コンバージョン測定タグ」をサイトに設置して計測します。
そもそもタグとは何でしょうか? ウェブページでは、文章や画像、リンクや入力欄が表示されますが、これらはHTMLファイルによって実現されています。「何をどこに表示するか」「どの文字をどんなサイズと色で表示するか」といった指定が書かれたファイルをウェブサイトに用意しておき、ブラウザーからそのファイルを開くと書かれた指示に従ってページが表示されます。このHTMLファイルに書かれた指示のことを「タグ」と呼びます。タグは特定の文字列で、指示の内容ごとに決まっています。すべてのウェブページには、下図のように多くのタグが書かれており、元になっているHTMLファイルの中身(ソース)をテキストデータとして表示すると確認できます。タグをウェブページに加えることを「タグを埋め込む」と表現します。

コンバージョン測定タグには、そのページを訪れたインターネットユーザーが、過去に自社の広告をクリックしたかどうか調べる機能があります。タグを購入完了後のThank youページのようなコンバージョンが確定するページに設置しておけば、広告をクリックしたことのある人が購入したかどうかを把握できます。


コンバージョン測定タグを設定する
コンバージョンタグを設定するには、次の3つの手順に従って行います。
- 目的に応じたタグを生成する
- タグをコピーする
- ウェブサイトの各ページのHTMLソース内に設置する
設定が難しい場合は、「コンバージョン設定サポート」を活用してみましょう。Yahoo!広告 検索広告のコンバージョン測定に必要な設定とタグの発行を専門スタッフが無料で代行するサービスです。「時間がない」「設定方法がわからない」という方はぜひご利用ください。
まとめ
- コンバージョンタグで広告効果を可視化します。
- コンバージョンは最終成果を定義し、測定します。
- コンバージョン測定タグを設置して、広告クリック後の行動を把握します。