レッスン 2/13 9分
【検索広告】推奨運用手法「六連」│ STEP1 基盤構築
男性のアイコン
広告配信を始めたのですが、なかなか成果が伸びません。何から見直せばいいですか?
男性のアイコン
まずは基盤構築です。成果を改善する前に、正しく成果を測れる状態になっているかを確認しましょう。
六連(ろくれん)は、6つのステップを順番に進めることで、広告効果の最大化を目指します。STEP1は「基盤構築」です。基盤構築では、成果改善に取り組む前に、アカウントの土台を整えることを目的とします。
基盤構築における重要指標
1つ目のステップ、基盤構築で重要となるKPIは下記の4つです。
- エンティティ数(キャンペーン・広告グループなどの数)
- ユニーククエリー率
- 3種広告表示アセット(旧 広告表示オプション)ご利用金額
- インプレッション損失率(予算)
STEP1 基盤構築とは
現在の検索マーケットにおいて、最大のパフォーマンスを発揮するためには、アカウント構造と基礎設定がとても重要です。
アカウント構造と基礎設定のポイント
- インプレッション分散を防ぐため、不要なキャンペーン・広告グループ分けをせず、機械学習による最適化がかかりやすい状態で配信を行う
- 広告の品質を正しく算出し広告改善を行いやすくするためには、広告の実績を十分に蓄積して統計的に評価できる状態にする
アカウント構造で、重要なのは 「コンフリクトの回避」 です。コンクリフトとは同一の検索クエリーに複数の登録キーワードが反応する状態 で、アカウント内でインプレッションの分散が起こり、広告の品質が正しく算出されない恐れがあります。 インプレッションの分散を避けて、成果が良い広告に表示機会を集めていくことが重要です。 コンフリクトを防ぎ、正しく品質が計算されることで、配信の最適化、自動入札の精度向上につながります。同じ訴求軸のキーワードを1つの広告グループにまとめ、対象外キーワードを活用しましょう。

「ユニーククエリー」を意識したキーワード構成
「ユニーククエリー」とは、検索クエリーに対して1つの広告グループのキーワードのみが反応し、インプレッション分散が発生していない状態を指します。
下記の図のように、マッチタイプなどの影響で同一のキーワードが登録されていなくても、インプレッション分散が発生している可能性があります。同じ軸のキーワードは1つの広告グループにまとめる、対象外キーワードの登録をするなどの対策をしましょう。

広告表示アセットの設定で広告配信時の効果を最大化
設定可能な広告表示アセットを全て活用することで、広告に加えて詳細な情報掲載ができます。また、広告の占有面積が大幅に広がって、広告効果の向上が見込めます。

クイックリンクアセット、テキスト補足アセット、カテゴリ補足アセットの3つを網羅的に設定することで、クリック率がPCで67%、スマートフォンで27%アップ(※)するなど、広告効果向上が見込めます。
(※)
- 広告表示アセット3種:クイックリンクアセット、テキスト補足アセット、カテゴリ補足アセット
- 2022年9月5日〜10月4日の期間における、Yahoo! JAPAN(現:LINEヤフー株式会社)による自社調査
- 上記期間において、広告表示アセット3種すべてでインプレッションが発生したキャンペーンと、インプレッションが発生しなかったキャンペーンを比較
適切な予算設定でインプレッション損失を最小限に
キャンペーン予算(日額)の設定金額が配信機会に対して十分ではない場合、配信機会の損失を発生させるだけではなく、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。本来のご利用金額に対して、予算設定が十分かご確認ください。

なぜ基盤構築が重要か
自動入札や最適化機能は、正しいデータがあってこそ効果を発揮します。
基盤が整っていない状態で改善施策を行っても、本来の効果が得られない可能性があります。
六連では、まず土台を整えてから次のステップに進みます。
まとめ
STEP1では、成果改善の前提となる基盤を整えます。
- インプレッション分散を防ぐ
不必要なエンティティ分けをしない、ユニーククエリー率100%を目指す - 広告表示アセットを設定する
抜け漏れを無くして、ご利用金額比率100%を目指す - 機会損失を回避する
インプレッション損失率(予算)0%を目指す
基盤が整っていないと、その後の改善が正しく機能しません。次のStepでは、最適入札について解説します。