レッスン 4/4 7分
広告運用にまつわる用語
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効果測定の指標以外に、理解していた方がよい広告運用関連の用語が知りたいです。
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Web広告について調べると、さまざまな専門用語に遭遇します。ここでは、比較的、目にする頻度が高い用語を中心に説明していきます。
「Yahoo!広告」の運用で必要になる用語について解説します。今後のレッスンでも頻繁に出てくる用語になるため、覚えておきましょう。
頻出用語① インターネットにまつわる用語
広告関連用語を知る前に、インターネットに関する基本的な単語をおさらいしましょう。
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった単語で、「サーチエンジン最適化」を意味します。検索エンジンには広告枠が設けられている場合が多く、検索結果画面において、広告とそうでない部分が分かるようになっています。SEOは検索広告を利用せず、自社のWebサイトを検索結果の上位に表示させるためのマーケティング手法の一つです。
SEOに関連する用語として、広告を除外した検索結果を「自然検索」または「オーガニック検索」と呼び、この際、ユーザーが実際に入力したキーワードを「検索クエリ」と言います。

頻出用語② アクセス解析にまつわる用語
アクセス解析とは、Webサイトへのユーザーの訪問状況を分析することです。ページごとの閲覧数やサイト訪問者の特徴、サイト内での行動を調べることで、広告運用のヒントが得られます。
たとえば、年齢や性別、住んでいる地域、利用デバイスなどを分析することで、有効なターゲティング設定を行うことができます。
また、「1ページ目だけ閲覧して離脱した」「内部リンクをたどって他のページを閲覧した」「どのページ経由で商品購入や問い合わせにつながったか」など、ユーザーの行動パターンを分析することで、広告流入先となるWebページの改善ポイントが明確になります。


頻出用語③ 広告接触にまつわる用語
広告接触とは、言葉の通り、ユーザーが広告に触れた回数です。よく使われる単語は「リーチ」と「フリークエンシー」です。
「リーチ」とは、広告が掲載されたユーザー数を表す指標です。「フリークエンシー」は一人のユーザーに表示された広告の「回数」を意味するのに対し、「リーチ」は広告が掲載された「人数」を意味します。「リーチ=人数」「フリークエンシー=回数」と考えると分かりやすくなります。


数値で表されるため「フリークエンシーは多い方が良い」と思うかもしれませんが、注意が必要です。
自社の商品やサービスの認知度を高めることが目的なら、フリークエンシーの回数は多めに設定しましょう。広告の表示回数を上げることで、ユーザーに自社の商品やサービスを認識してもらえる可能性が高まります。
一方、すでにある程度の認知度がある場合は、フリークエンシーを低めに設定しましょう。繰り返し同じ広告が表示されることにネガティブな印象を抱くユーザーもいるため、逆効果になりかねません。

まとめ
- SEOは検索結果の上位表示を目指すマーケティング手法の一つです。
- アクセス解析でユーザー行動を分析します。
- リーチは人数、フリークエンシーは回数を意味します。