レッスン 3/3 5分
【検索広告】表示回数を増やしたい
男性のアイコン
無事に広告が配信されました!検索結果に上位表示させる方法はありますか?
男性のアイコン
広告が表示された回数のことを「インプレッション」と言います。インプレッションは、その後のクリックやコンバージョンに影響する重要な指標です。インプレッションを増やすには、大きく5つの方法があります。
広告を出稿しても、ユーザーに届かなければ次のアクションにもつながりません。ちょっとしたポイントを押さえ、インプレッション数の増加を狙ってみましょう。
インプレッション数を増やすには
インプレッションとは、広告が表示された回数を指します。広告が4回表示された場合、インプレッション数は「4」となります。
インプレッション数を増やすには、以下の方法があります。

予算を増やす
Web広告は事前に予算を設定し、その予算内で収まるようにシステムが自動で配信を調整します。「これ以上、広告を配信すると予算がオーバーする」とシステムが判断した場合、広告配信はストップします。そのため、予算を増やせば、予算が原因で広告が配信できなくなるケースはなくなります。
予算が原因でインプレッションが得られなかった割合を「インプレッション損失率(予算)」といいますが、この数値が高かった場合、予算を増やすことでインプレッションの改善が期待できるでしょう。
入札価格を調整する
実際に広告が配信されるかどうかは、オークションによって決まります。オークションランクの高い広告から優先的に配信される仕組みで、ランクは入札単価や広告の品質によって算出されます。
オークションで上位に入れないことが原因で広告を配信できていない可能性があるなら、入札単価を調整してみましょう。入札単価を上げるとオークションランクも上がり、インプレッションの増加につながるかもしれません。
ターゲティング・配信設定を見直す
性別や年齢、地域などのターゲティングを細かく設定していたり、配信対象のユーザー属性を過度に絞り込むと、広告が配信されにくくなるケースがあります。
ターゲティングの絞り過ぎは、広告が配信されるユーザーの範囲(リーチ)を狭めることにつながります。地域や曜日、時間帯など細かく設定している場合は、一度見直すことをおすすめします。
キーワードを見直す
キーワードの変更も、インプレッションを増やすために有効です。新しくキーワードを追加すれば、広告を配信できる可能性が高まります。
また、キーワードを見直す際にはキーワードの変更や追加だけでなく、ロングテールキーワードも設定してみましょう。ロングテールキーワードとは、複数単語の組み合わせで構成され、検索ボリュームが比較的少ないキーワードのことです。
単体のキーワードは検索ボリュームが大きい分、広告を配信したいと考える競合の数も増えます。多くのライバルにオークションで勝てなければ、インプレッションは増やせません。

マッチタイプを変更する
キーワードの見直しと同時に、マッチタイプも見直してみてください。マッチタイプが「完全一致」になっている場合は、「インテントマッチ」や「フレーズ一致」に変更するとインプレッションを増やすことができます。
また、ユーザーが検索しないようなキーワードを設定してもインプレッションは伸びないため、ユーザーの検索意図を想定したキーワードに絞ることも大切です。

広告の品質を上げる
「広告の品質」とは、ユーザーに対する広告の有用性、利便性を評価するものです。広告配信を決めるオークションランクは「入札単価」と「広告の品質」で決まります。
そのため、広告の品質を上げればオークションランクも上がり、インプレッションを増やせる可能性があります。広告の品質を上げれば入札単価を下げてもランクをキープできるので、広告の費用対効果改善にもつながります。
広告の品質は、複数要素の組み合わせで決定されます。改善方法としては、広告文が適切かを見直す、キーワードと広告の親和性を確認する、改善が必要なキーワードを特定し見直すなどの方法があります。
まずは、広告管理ツールでキーワードごとに10段階で表示される「品質インデックス」を参考値として確認してみましょう。
インプレッション数が0の場合
広告が掲載されていない場合は、さまざまな原因が考えられます。詳しくはヘルプを確認しましょう。