レッスン 2/3 7分
【検索広告】コンバージョンを増やしたい
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クセス数は多いのですが、コンバージョン数が伸びません……。
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4つのポイントを見直すことで、コンバージョン率が格段に上がります。まずは自社サイトを確認してみましょう。
このレッスンでは、コンバージョン率を上げるための4つのポイントを解説します。
コンバージョンを増やしたい
広告運用を始めたときに、つまづきやすいポイントがいくつかあります。サイト訪問数を増やす、つまり、クリック数を増やすためには、3つの方法を試してみましょう。

コンバージョンとは
「コンバージョン」とは、「ウェブサイトに訪れたインターネットユーザーが、広告主様の定めた"最終の成果"に至ること」を指します。では、"最終の成果"とは何でしょうか? 自社の商材・サービスなどによって異なりますが、一般的には以下のようなアクションを指すことが多いです。

コンバージョンを測定することで、「ユーザーが"最終の成果"に至ったかどうか」を広告管理ツールで確認できるようになります。つまり、検索広告が、広告主様の商品やサービスの売り上げ・認知度向上に、どれくらい寄与しているかがわかるのです。

コンバージョン率を上げるには
クリックされた広告から、より多くの成果につなげるには、以下の4つを見直すことが効果的です。

1.対象外キーワードを設定する
対象外キーワードとは、自社のサイトの内容や商品と関係のない特定の検索に対して、広告を表示させないように登録するキーワードのことです。キーワードのマッチタイプを、部分一致やフレーズ一致に設定している場合、広い範囲の検索クエリーに対して広告を表示するため、無駄なクリックが発生する可能性があります。
しかし、コンバージョン率の低い検索クエリーを対象外キーワードとして追加すると、必要のないクリックが減り、本当に自社の商材やサービスを探している検索クエリーに対し広告を表示できる確率が高くなるので、結果的にコンバージョン率を上げることができます。

2.ターゲティング設定を見直す
商材やサービスに合わせて適切にターゲティング設定すると、自社の対象としているインターネットユーザーに広告を表示できる確率が高くなるため、コンバージョン率が上がる場合があります。ただし、ターゲットを絞り込みすぎると、インプレッションが減少する場合があるのでご注意ください。主なターゲティング設定には、以下の3つがあります。自社に最適なターゲティングを選ぶようにしましょう。

- 地域ターゲティング
- デバイスターゲティング
- 曜日・時間帯ターゲティング
3.広告・クリエイティブを見直す
広告文をキーワードと一致している内容にするのはもちろんのこと、ユーザーが「クリックしたい」「見てみたい」と思うような文章を作ることが大切です。 コンバージョン率を上げるためには、まず想定しているターゲットと一致しているユーザーの興味を引くような広告文とクリエイティブで、対象のページにたどり着いてもらうことが重要になります。広告は単なる説明ではなく、ユーザーをひきつけることが目的であり、キャッチーで印象に残る内容にしたほうが良い成果が出るでしょう。
4.リンク先ページを見直す
広告から誘導するリンク先ページは、きちんと広告と関連性があるページを設定しましょう。せっかく広告がクリックされてサイトに集客できても、広告の内容とリンク先ページのコンテンツが関連していないと、ユーザーの離脱を招いてしまいます。ユーザーが探しているもの、すなわち広告で訴求した商品やサービスが、リンク先のページ内ですぐに見つかるか、もう一度確認しましょう。
また、デバイスごとのページの最適化も必要です。特に、PC用のサイトをそのままスマートフォンで見せる場合、文字や図などが小さく表示されて操作がしづらいため、コンバージョンにつなげることが難しくなります。 配信先デバイスにスマートフォンを設定している場合は、小さな画面でも見やすく、リンクボタンの押しやすい、スマートフォン用に最適化されたサイトを用意しましょう。

まとめ
- コンバージョンは最終成果に至ることを指します。
- コンバージョン率を上げるには、「対象外キーワードを設定」し、「ターゲティング設定」「広告・クリエイティブ」「リンク先ページ」を見直しましょう。