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【ディスプレイ広告】地域ターゲティングとは?
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ディスプレイ広告でも広告を配信するエリアは指定できますか?
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広告を配信する対象地域を設定し、ユーザーのいる場所または関心・関連のある場所を判定し広告を配信できます。
ディスプレイ広告(運用型)で利用可能な地域ターゲティングについて解説いたします。
対象地域の指定方法
対象地域の指定方法は以下の2通りです。
- 地域名指定
- 半径指定
■ 地域名指定ターゲティング
地域名指定ターゲティングでは、以下の地域単位から地域を選択し、広告グループに設定します。複数地域の選択も可能です。
- 都道府県単位
- 市区群単位
■ 半径指定ターゲティング
特定の地点からの半径距離を指定し、 その半径エリアにいるユーザー、またはその半径エリアを定期的に訪れるユーザーに広告を配信することができます。 地域名指定(都道府県、市区郡)と併用も可能です。

半径指定ターゲティングの利用メリット
- 地域名指定(市区郡)よりもさらに詳細なターゲティングが可能
- 実店舗からの距離でターゲティング可能なため、集客強化が期待できる
- 他のターゲティング(性別・年齢など)と併用可能
- 距離に応じて入札価格に強弱をつけられる
<おすすめ業種>
細かい粒度で地域を限定して配信したい以下のようなお客様に特におすすめです。
- 小売店
- 自動車ディーラー
- 不動産
- ジム・スポーツクラブ など
半径指定ターゲティング利用時の運用のコツと活用法
■ 運用時の考え方・コツ
- 店舗ごとにご予算を分けたい場合
→ キャンペーンを分割 - 店舗ごとに訴求内容を分けて配信したい場合・店舗ごとに目標CPAが異なる場合
→ 広告グループを分割
上記に該当しない場合、広告グループを統合し、手動入札時は入札価格調整機能を使って入札価格を調整してください。
■ 活用例
【小売店】
複数店舗展開しており全店共通一斉のセールを実施する場合、 同じ広告グループで、複数の地域を指定して配信 します。

【不動産】
地域ごとに異なるマンションについて、モデルルームへの集客を行う場合、 広告グループを分けることで、異なる地域に異なる広告 を配信できます。

入札価格調整率の設定と優先順位
ターゲティングした地域・半径ごとに入札価格調整率の設定が可能です。複数指定した場合、ユーザーの位置情報に一致する地域・半径の設定から最大の入札価格調整率を適用します。

他ターゲティングとの併用
他種別ターゲティングとの併用は「AND条件」、地域名ターゲティングとの併用は「OR条件」となります。

ご注意
- ターゲティングを絞りすぎてしまうとインプレッション数が減少する可能性があります。 指定した地域内のユーザー数が少ない場合、配信設定がすべて完了していても広告は配信されません。機会損失を防ぐために、広告の配信状況を確認しながら設定を行うことをおすすめします。
- 配信実績が確認できない場合は、以下を参考にターゲティング範囲を広げてください。
- 指定範囲を広げる
- 半径指定による地域ターゲティングを同一広告グループにまとめる
また、広告配信の機会損失を防ぐためにも、ターゲティングを絞りすぎないことを推奨します。
まとめ
- ディスプレイ広告(運用型)の地域ターゲティングには、地域名を指定するターゲティング方法と半径指定ターゲティングがあります。
- 指定した地域内のユーザー数が少ない場合は広告配信がされないため、必ず配信実績を確認しながらターゲティングの絞り過ぎに注意が必要