化粧品と薬用化粧品の分類

「化粧品」は、使い方が同じでも 「医薬品医療機器等法」によって「化粧品」と「薬用化粧品」に分類されます。「薬用化粧品」とは、特定の効果効能が認められ、「医薬部外品」として厚生労働大臣の承認を受けた化粧品のことを指します。

化粧品：人をキレイにする目的のために塗ったり、つけたりするもので人体に対する作用が緩和なもの 薬用化粧品：医薬部外品として承認を受けているもので、化粧品より効果の少し強いもの

薬機法とYahoo!広告の広告掲載基準

医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器又は再生医療等製品に該当する商品を広告するには、法律「医薬品医療機器等法（薬機法）」を順守する必要があります。また、広告が虚偽、誇大にあたらないよう適正を図るために定められた「医薬品等適正広告基準」があります。

外部リンク：医薬品等の広告規制について（医薬品医療機器等法）

薬機法を順守した上で、Yahoo!広告では個別の掲載基準を満たす必要もあります。広告掲載基準は、Yahoo!広告およびLINEヤフー社が別途定める広告に適用される基準で、広告クリエイティブ（タイトル・説明文・画像）やサイトを作成するにあたって、表示規制などの基準を定めています。

リンク：詳細はコチラ：薬用化粧品（医薬部外品）、化粧品（ヘルプ）

広告表現での注意点

特に「薬用化粧品」の効果効能については、製品ごとに厚生労働大臣の承認を受けた範囲内の表現に限定されます。

困ったときは商品パッケージを確認

薬用化粧品の広告作成に困った場合、まずは製品のパッケージを確認しましょう。実は審査通過をスムーズに進めるためのコツは、パッケージに隠されています。

薬用化粧品の製品パッケージには、メーカーがその製品について、個別に厚生労働大臣の承認を得た効果効能が記載されている場合があります。パッケージに記載されている効果効能を広告に盛り込むことで、効果的で魅力的な広告になると同時に、スムーズな審査通過と広告掲載につながります。

NGとなる広告表現例

広告掲載基準で規制されている、医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器又は再生医療等製品の基準において、代表的な審査NG例を紹介します。