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広告予算の決め方や注意点について
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検索広告(リスティング広告)を始めたいけど、どのように予算を決めたらいいの?
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予算を決める方法はいくつかあります。例を出して解説しますね。
検索広告(リスティング広告)では、ユーザーがクリックすることで広告料金が発生します。広告予算の決め方、費用を抑えるコツなどについて説明します。
検索広告の課金方式
検索広告は「クリック課金方式(CPC)」が主流です。ユーザーが広告をクリックした場合にのみ費用が発生するため、無駄なコストを抑えやすいのが特徴です。費用は「入札単価(キーワードごとの上限単価)」と「広告の品質スコア」によって決まり、競合が多いキーワードほどクリック単価は高くなる傾向があります。
検索広告の予算の決め方
(1) 1日の予算から月間費用を逆算
まずは「1日あたりにかけられる広告費」を決め、それを30日で掛け算して月間予算を算出します。たとえば、1日1,000円なら月3万円です。少額から始めて、広告効果を見ながら調整可能です。

(2) 目標獲得単価(CPA)と成果件数から算出
「1件の成果にいくらまで出せるか(CPA)」と「月に何件の成果が必要か」から逆算する方法です。たとえば、CPAが2,000円で50件獲得したいなら、月10万円の予算が必要になります。

(3) クリック単価(CPC)と目標クリック数から算出
想定クリック単価と、どれくらいのクリック数を集めたい(集客したい)かで計算します。たとえば、CPCが100円で月1,000クリック必要なら、予算は10万円です。

検索広告の費用を抑えるコツ
キーワードの選定見直し:
人気の高いビッグワードはクリック単価が高騰しがちで、予算消化が早まる原因になります。代わりに、「ロングテールキーワード」(例:「新宿 ネイルサロン おすすめ」)など具体性のあるキーワードを選ぶと、単価を抑えつつ成約率の高いユーザーに届きやすくなります。自社サービスとの関連性が高く、成果につながるキーワードを中心に見直しましょう。
広告文の改善:
広告文の内容はCTRと品質スコアに直結します。CTRが高まれば広告が上位に表示されやすくなり、クリック単価も下がる可能性があります。そのためには、ユーザーの検索意図に合った訴求や強み・ベネフィットの明記(例:「初回無料」)が効果的です。また、広告文に自然にキーワードを含め、タイトルと説明文の一貫性を保つことも評価アップにつながります。
除外キーワードの設定:
検索広告では、成果に直結しない無関係な検索語句でも広告が表示されてしまう場合があります。これを防ぐために、「除外キーワード」を積極的に設定することで、コンバージョンに結びつかないクリックを減らすことができ、そのぶん広告費を抑えることができます。
ターゲティングの絞り込み:
広告を出稿する地域や曜日・時間帯の指定が可能です。店舗やサービスを提供している地域のみに絞って配信するほか、成果につながりやすい曜日や時間帯に限定して広告を配信すれば費用対効果が高められます。対象外キーワードと同様、広告を運用するなかで少しずつ絞っていくのも有効です。
注意点
即時の効果は出にくい:
検索広告は出稿直後から掲載されますが、コンバージョン最適化には時間が必要です。短期間で判断して停止してしまうと、本来得られるはずの成果を逃す可能性もあるため、継続的な分析と改善が重要です。
競合の動きで費用変動が起きる:
競合他社が同じキーワードに入札するとクリック単価(CPC)が上昇します。特に繁忙期やキャンペーン時期は競争が激化し、費用が想定より膨らむことも。そのため、市場や業界の動向を定期的にチェックし、柔軟に予算やキーワード設定を見直すことが重要です。
クリックは増えても成果が出ない場合もある:
広告が多くクリックされたとしても、ランディングページ(LP)の内容がユーザーの期待とズレていれば、成果にはつながりません。広告文とLPの整合性、ユーザーの行動を意識したデザイン改善が不可欠です。
まとめ
- 検索広告はクリック課金型で、入札価格と広告品質で費用が変動します。無駄な支出が少なく、費用対効果が見込めます。
- 予算設定は「日額ベース」「CPAから逆算」「CPC×クリック数」など目的に応じたアプローチが有効です。